小松市グローバル化支援事業とは?
「海外展開を考えているが何から手をつければいいかわからない」「インバウンド需要を取り込みたい」——そんな小松市内の事業者の方に向けて、小松市グローバル化支援事業の対象者・補助上限額・申請の流れを、行政書士法人がわかりやすく解説します。
最終更新日: 2026.08.11|監修: 行政書士法人クロノス(代表社員 黒川光智)
どんな補助金?(制度概要)
小松市グローバル化支援事業は、石川県小松市が実施する「小松市経営モデルチェンジ支援事業」の5つのメニューのうちの一つです。公式ページでは「製品等の海外展開への試みや外国人客を迎え入れるための環境整備等にかかる費用について支援します」と説明されており、海外展開とインバウンド対応の両方を視野に入れた制度です。
対象となるのは、小松市内に事業所を有する中小企業者、または小松市内で新たに創業する者です。補助率は対象経費の2分の1、上限額は50万円です。申請窓口は小松市商工労働課産業創生室です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 小松市経営モデルチェンジ支援事業 グローバル化支援事業 |
| 実施機関 | 小松市(商工労働課 産業創生室) |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 補助率 | 2分の1 |
| 受付期間 | 随時受付(申請期日:令和9年2月26日) |
海外展開とインバウンド対応
公式ページの概要説明には「製品等の海外展開への試み」と「外国人客を迎え入れるための環境整備等」の両方が支援対象として挙げられています。一方で、後述する補助対象経費の一覧に具体的に明記されているのは「海外商談会への出展(旅費は含まない)」「通訳委託」「外国語ホームページ作成等にかかる経費」の3項目です。
インバウンド(外国人観光客誘致)向けの受入環境整備にあたる経費が、この3項目の「等」に含まれるのか、別途個別に判断されるのかは公式ページに明記がありませんでした。外国語ホームページ作成は多言語対応として観光客誘致にもつながる経費といえますが、それ以外のインバウンド関連の取り組み(案内表示の多言語化、接客対応の整備など)が対象になるかどうかは、申請前に小松市商工労働課産業創生室へ具体的な内容を伝えて確認することをおすすめします。
補助上限額・補助率
補助対象経費と補助率、上限額は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助対象経費 | 海外商談会への出展(旅費は含まない)、通訳委託、外国語ホームページ作成等にかかる経費 |
| 補助率 | 対象経費の2分の1 |
| 補助上限額 | 50万円 |
| 対象外経費 | 海外商談会出展にかかる旅費 |
他のメニュー(デジタル化支援事業やカーボンニュートラル推進支援事業など)と同時に申請できるかどうかは公式ページに明記がありませんでした。複数の取組を予定している場合は、事前に小松市商工労働課産業創生室へご確認ください。
※補助上限・補助率・対象経費は公募回により変わります。申請前に最新の公募要領(各実施機関の公式情報)を必ずご確認ください。(本ページ最終確認: 2026-08)
対象となる事業者・要件
補助対象者は、小松市内に事業所を有する中小企業者、または小松市内で新たに創業する者です。
- •小松市内に事業所を有する中小企業者であること
- •または小松市内で新たに創業する者であること
- •海外展開の試みや、外国人客の受け入れ環境整備に取り組むこと
資本金・従業員数の具体的な要件や、既に事業を営んでいる個人事業主が「中小企業者」に含まれるかどうかについては、公式ページに明記がありませんでした。該当するかどうかは、申請前に小松市商工労働課産業創生室へ直接ご確認ください。
- −一部のメニューを除き、みなし大企業に該当する事業者は対象外です
- −風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律に基づく営業許可・届出が必要な事業は対象外です
- −宗教活動または政治活動を目的とする事業は対象外です
- −金融業(銀行業及び証券業を除く)は対象外です
- −その他、本事業の対象としてふさわしくないと市が判断する事業は対象外です
補助対象経費
補助対象となるのは、海外商談会への出展にかかる経費(旅費は含まれません)、通訳委託費、外国語ホームページ作成等にかかる経費です。
- •海外商談会への出展にかかる経費(出展料等。旅費は含まない)
- •通訳委託にかかる経費
- •外国語ホームページ作成等にかかる経費
- −海外商談会出展にかかる旅費
交付決定前に契約・発注した経費が対象になるかどうかについては、公式ページに明記がありませんでした。多くの補助金制度では交付決定後の支出のみが対象となるため、契約や発注の前に必ず小松市へご確認ください。
受付期間・スケジュール
小松市グローバル化支援事業は随時受付とされていますが、申請期日と事業完了・実績報告の期限が定められています。
| 手続き | 時期 |
|---|---|
| 受付期間 | 随時受付 |
| 申請期日 | 令和9年(2027年)2月26日(金曜日)まで |
| 事業完了・実績報告 | 令和9年(2027年)3月12日(金曜日)までに事業を完了し、実績報告書を提出(期限厳守) |
申請の流れ
事前相談
小松市商工労働課産業創生室へ相談し、対象となるか、補助対象経費や上限額を確認します。
見積・書類の準備
海外商談会出展、通訳委託、外国語ホームページ作成等の見積書やパンフレットなど、事業の概要が分かる書類を準備します。
申請書類の作成
補助金交付申請書、事業費明細書を作成します。様式は小松市公式ページからダウンロードできます。
交付申請
令和9年2月26日までに、必要書類を添えて小松市へ交付申請書を提出します。
審査・交付決定
市が申請内容を審査し、補助対象と認められれば交付決定通知が届きます。
事業の実施
海外商談会への出展や外国語ホームページ作成等を実施します。交付決定前の着手が対象になるかは公式ページに明記がないため、着手前に必ず市へご確認ください。
実績報告
令和9年3月12日までに事業を完了し、実績報告書を提出します。
補助金の請求・受領
実績報告の内容が確認され、適正と認められれば補助金が交付されます。
申請前に押さえておきたいポイント
対象経費は3項目に限定されている
公式ページで明記されている補助対象経費は、海外商談会への出展、通訳委託、外国語ホームページ作成等の3項目です。想定している取り組みがこれに該当するかどうか、事前に確認しておくと安心です。
海外商談会の旅費は対象外
海外商談会への出展費用は対象になりますが、出展にともなう旅費は補助対象に含まれません。予算計画を立てる際は、対象経費と対象外経費を分けて見積もる必要があります。
インバウンド対応の対象範囲は要確認
制度の概要には外国人客の受け入れ環境整備も支援対象として挙げられていますが、対象経費の一覧には具体的な項目として明記されていません。インバウンド関連の取り組みを予定している場合は、内容を具体的に伝えたうえで事前相談することをおすすめします。
交付決定前の着手の扱いは事前に確認
公式ページには、交付決定前の契約・発注・着手が対象になるかどうかの明記がありません。多くの補助金制度では交付決定後の支出のみが対象となるため、契約や発注の前に必ず市へ確認することをおすすめします。
注意点
- •本記事は2026年8月時点で小松市公式ページ(小松市経営モデルチェンジ支援事業)で確認できた内容に基づきます。制度の詳細や最新の受付状況は、必ず小松市の公式ページでご確認ください。
- •対象者の資本金・従業員数の具体的な要件、既存の個人事業主が「中小企業者」に含まれるかどうかについては、公式ページに明記がありませんでした。該当するかどうかは小松市商工労働課産業創生室へ直接お問い合わせください。
- •外国人客の受け入れ環境整備にかかる具体的な対象経費の範囲は、公式ページの対象経費一覧には明記されていません。インバウンド関連の取り組みを検討している場合は、事前に内容を具体的に伝えて確認することをおすすめします。
- •交付決定前に契約・発注した経費が対象になるかどうかも公式ページには明記がありません。契約や発注の前に必ず確認することをおすすめします。
- •申請期日は令和9年(2027年)2月26日、事業完了・実績報告の期限は令和9年(2027年)3月12日です。
- •風俗営業等の許可・届出が必要な事業、宗教活動・政治活動を目的とする事業、金融業(銀行業・証券業を除く)は、内容にかかわらず対象外です。本記事の内容は一般的な解説であり、個別の案件が対象になるかどうかの最終判断は小松市が行います。要件に不安がある場合は、申請前に必ず小松市商工労働課産業創生室へご確認ください。
よくある質問
Qグローバル化支援事業はどのような補助金ですか。
小松市内の中小企業者等が、製品等の海外展開への試みや外国人客を迎え入れるための環境整備等に取り組む際の費用を補助する制度です。補助対象経費として明記されているのは、海外商談会への出展、通訳委託、外国語ホームページ作成等の3項目で、補助率は対象経費の2分の1、上限額は50万円です。
Q外国人観光客の誘致に関する取り組みも対象になりますか。
制度の概要には外国人客の受け入れ環境整備も支援対象として挙げられていますが、対象経費の一覧に具体的な項目としては明記されていません。外国語ホームページ作成は対象に含まれますが、それ以外のインバウンド関連の取り組みが対象になるかどうかは、事前に小松市商工労働課産業創生室へ具体的な内容を伝えて確認することをおすすめします。
Q海外商談会に出展する際の旅費は対象になりますか。
対象になりません。海外商談会への出展にかかる経費のうち、旅費は補助対象外と明記されています。出展料など旅費以外の経費が対象です。
Q個人事業主でも申請できますか。
対象者には「小松市内で新たに創業する者」も含まれますが、既に事業を営んでいる個人事業主が「中小企業者」に該当するかどうかは公式ページに明記がありません。該当するかどうかは事前に小松市商工労働課産業創生室へご確認ください。
Q交付決定前に契約や発注をしても対象になりますか。
公式ページには交付決定前の着手の扱いについて明記がありません。多くの補助金制度では交付決定後の支出のみが対象となるため、契約や発注の前に必ず小松市へ確認することをおすすめします。
Q自力で申請するのと、行政書士に依頼するのとではどちらがよいですか。
対象経費の範囲判断や、インバウンド関連の取り組みが対象になるかどうかの確認など、事前相談で詰めておくべき点が複数あります。行政書士などの専門家に相談することで、申請書類の作成や事前確認の負担を軽減できます。
公式情報(一次情報)
本記事は上記の公式情報をもとに作成しています。申請にあたっては必ず最新の公募要領をご確認ください。